お祭りに参加しました　　'01.10.30

私の住む西賀茂の氏神さまである、大将軍神社の大祭が先日行われました。今年、町内会の会計にあたっている私は、”宮参り”

という役職（？）で、長年暮らしているこの地でお祭りの行列に始めて参加しました。宮参りは１８名ほどで構成され（各町内の

会計さんがそれにあたります）、行列の前日夜には境内で餅つきを行います。（勿論、杵と臼で）このクソ忙しい時に！（失

礼！）と、腰が引けていたのですが、いざ参加してみますと、なかなか面白かったのです。まさに仮装行列状態に、神社の装束を

着せて頂き楽しませて頂きました。京都も市内の真中あたりは大きなマンションが乱立し、昔からの”町内会”が変わりつつある

話をよく聞きます。あまりべったりとはまり込む地域活動は確かにシンドイものだと思います。何事もホドホドになすことがよろ

しいのでしょうか。ただ、隣りにどんな人が住んでいるのかさえ分からない、という状態はもってのほかだと思います。やはり住

宅の内部で家族みんなの気配が分かることが望ましいように、街並においても道行く人やそこで暮らす人の気配が伝わることが重

要なのだと思います。

地域のコミュニティの崩壊が叫ばれるこの頃ですが、このような行事が残っていることを嬉しく思いました。（角田曉治）

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