嵯峨野の家
House in Sagano


風景とのチャンネルを持つ家
京都市の郊外に建つ木造住居である。おおらかで牧歌的な敷地
周辺の風景を享受するために外部とつながる様々なチャンネル
が盛り込まれている。引戸の全開によりアプローチに開放され
る玄関土間、縁側を介して庭と連続する和室やダイニング、田
畑や近傍の寺社の甍を見晴るかす望風楼のようなデッキ等、暮
らしの様々なシーンの中で自然を感じ、緩やかにつながること
のできる空間が用意されている。周辺の風景を楽しみ、その中
に暮らしを位置付けることで、この住まいはそれ自身が一つの
風景となっていく。
















■計画地  :京都市
■構造・規模:木造 F2
■建築面積 :52.23u
■延床面積 :87.58u
□設計期間 :H.19.11 〜 H.20.08
□工事期間 :H.20.10 〜 H.21.03



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