Utano Cooperative House
森の中の集落
木造長屋における初のスケルトン定期借地方式を採用して建てられた集合
住宅である。環境への負荷を低減するために一団地申請を活用し、建物を
分棟化することによってそのヴォリュームを既存樹木郡の中に配置すると
同時に構造体を木造とすることで、建設時の環境負荷も低減することを目
指した。それぞれの住まいは、いずれもが住み手の個性を反映した特徴的
な住居形式を持ち、全ての部屋からは外部の緑を望むことができる。保全
された樹木郡や敷地の起伏により、集まって住むために必要な「程良い距
離」と、様々な場所が生み出されている。
■計画地 ：京都市
■構造・規模：木造 F２・Ｆ３
■建築面積 ：５０１㎡
■延床面積 ：９７３㎡
□設計期間 ：H.２０．０４ ～ H.２１．１１
□工事期間 ：H.２１．１２ ～ H.２２．０７
○山田由美建築設計事務所との協働作品
ＷＯＲＫＳ